ベンチャーの目指す道はImprovementであってはならずInnovationであるべきであると私たちは考えます。　日本はImprovementで大きく成長してまいりました,『失われた２０年』,『経済成長に胡坐をかいた』結果、今や日本のお家芸であったはずの半導体技術・情報家電製品も他の国々から大きく遅れをとる結果となりました。技術立国日本はどこに行ったのでしょうか？

もう一度世界において、日本の立ち位置を明確に確立するためには、Innovationを伴うベンチャーの育成に国を揚げて取り組む必要性を感じます。 リーマンショック以降、大手電気業界におけるリストラをされた人財を受け入れるベンチャー企業が育っていたでしょうか？はなはだ疑問です。また各企業を退職後「自分はまだ仕事をしたい」と望む人たち、つまり「手に職を持ったノーハウの塊」のような人財を受け入れるベンチャー企業が存在したでしょうか？受け入れるベンチャーがあるとしてもごくわずかです。

情報流出の基本は、サイバー攻撃・或いは内部犯行/金銭を目的とした犯行・産業スパイ等があげられます。しかし「ノーハウを持っている人財」が海外流出するのは食い止めることができません。

ベンチャー企業が育っていればリストラを受けた人材を受け入れる事ができ、ノーハウを持った人材を流出させることも無かったのではないでしょうか。

日本は「技術抑止力」が働いていたと思います。つまり技術分野においては「日本をはずすことができないとの「技術抑止力です」。是が非でもベンチャーを育てるべきです。日本の環境を少しでも変革できればとその目標に日々チャレンジ中です。

ちなみに、弊社でも技術を所有し、日本においても１０年以上も研究されてきた”秘密分散技術”ですが

１．米国では既に、サービス普及期に入っている

２．米国企業が日本市場を狙っている

ようです。日本では他社と同じCloudに自社のデータを保存することに抵抗があるようですが、考えて見ますと一箇所に集中しない、また他社と混在しているほうがターゲットを絞りにくく、安全ではないでしょうか？

日本もいい技術も持ちながら、何故採用しないのでしょうか？そろそろ外資系の情報セキュリティーからの脱却が必要ではないでしょうか。

弊社ではその思いから

弊社独自の日米で特許登録された暗号技術の商品化を目指してまいりました。そしてようやく発表の段階まできました。

今後の方向性として

・情報セキュリティー商品のさらなる開発と普及

・IoＴへの応用

・FinTechへの応用

への研究・開発を目指して参ります。特に弊社の暗号技術は”非常に軽量・高速・”と言う特徴を有しており、”IoT””ＦｉｎＴｅｃｈ”分野においては機能を発揮するものと期待しています。

創造性とユーザニーズへの適合を企業理念に、社会、強いては世界の役に立つ様より一層の努力をしてまいります。

ベンチャーの目指すべき『Innovation（技術革新）』と常に探究心を忘れず真実を求める『Verita（真実）』の造語